in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

真・HONGKONG CALLING! ~第三日目・前半戦~

この日は、一人でいる時間が長かったせいか、いろいろ考えることがありました。

3月10日

今日は、香港人の親友の彼女から、彼女たちの卒業写真撮影会に呼ばれた。そこは、僕の留学していた大学ということもあったので、もちろん快諾して昼前から大学へ。ちょっと早く着いたので、久しぶりに学食で

↑「世界一美味い杏仁ドリンク」を飲んだ。学食のおばさん達は、みんな僕の顔と、さらに名前さえも覚えていてくれたぜ!

そして数分後、その親友の彼女と合流し、広い大学なので会場までバスで向かう。到着してみると、懐かしい顔がズラリ!彼らは、みんな日本語を専攻にしている学生たちで、日本への留学を終えてきたばかり。ずいぶん垢抜けた雰囲気になっててビビったね。っていうか、言葉遣いが悪くなってたのには笑った(笑)。きっと、楽しい留学生活を送れたんだろう。さて、一通り学生たちにあいさつをして写真を撮り、

↑「ブタの丸焼き」なんぞを食していたのだが、気付いてみると居場所が無い。そうなのだ!実はここに来るとき、何か一抹の不安のようなものを抱えていたのだが、これだったのだ!―何かというと、僕が留学してたのは2年前。仲の良かった代の香港人の学生たちは、もうみんな卒業して働いている。今、ここで会っている学生たちは、そこまで仲の良い代ではないのだ。

「いつまでもここに親友たちがいると思って、留学生気分でここに来た自分が恥ずかしい・・・・」

と、ようやく自分のピーターパン症候群に気付いた僕は、居ても立ってもいられなくなり、この会に招待してくれた友達の彼女に挨拶を済ませ、早々と会場を後にした。ほんとは、留学していたときにお世話になった先生たちに挨拶もしたかった。久しぶりに大学を散策したかった。でも、ここはもう僕の来るべきところではないのだ。

それに気付いた僕は、とりあえず大学から離れた。電車の中で風景を見ながら、いろいろな考えが頭をよぎった。25歳にもなって、プラプラ学生やってるヤツなんて、日本でも香港でも周りに一人もいないよ。ほんとは、4月からの社会人生活がちょっとおっくうだった。でも、またフリーターとかになって、プラプラし続けたとしても、もうどこにも居場所は無いだろう。

「いつまでも子供じゃいられない」

こんな当たり前のことに、学生最後の旅行で気付くとは・・・・。まあ、卒業する前に気付けたからヨシとするか。気を取り直し、僕はまた別の場所に向かった。 この日も長いなあ・・・・(汗)。では、前半戦はここまで。