in my life

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言語の不思議

昨日、英語マニアの友達と食事をしていて、いろいろ面白い話が出たので、ここで紹介。 まず、その国の言葉によっては無い発音があるので、例えば、「L」と「N」の区別が無い広東語を使う香港人にとっては、「L」と「N」の区別が難しいらしい。だから、日本語を勉強している香港の学生は、「ら行」と「な行」の区別には特に気を遣うとか。これは、僕が香港に留学しているときに聞いたし、気付いたことだった。正直最初は、 「『L』と『N』の区別ができないなんて変なの!」 と思ったが、これは我々日本人にもあるのだ。例えば、「L」と「R」、「S」と「Th」、「N」と「Ng」の区別なんか僕らには全くできないよね?だって、「Pass」も「Path」も、カタカナで書いたら両方「パス」だもん。 そういえば、前にアメリカに行ったとき、「Larry」という名前の友達ができた。ある日、彼がフラフラと歩いていて(恐らく二日酔いだったのだろう)、それに気付いた僕は、「ラリー!」と彼の名を思いっきり日本語発音で呼んだ。そしたら、全く気付かない!そりゃあそうだ!日本語の「ら行」は、ローマ字表記上は「Ra・Ri・Ru・Re・Ro」だが、発音はかなり「La・Li・Lu・Le・Lo」に近い。だから、僕の発音だと、「Lally」となり、全く別の名前に聞こえたんだろう。それから、ちゃんと口を尖がらせて「rry」の発音を出したら、彼は気付いてくれました。 しっかし、これには驚いた!いや、アメリカ人からしたら、「L」と「R」の区別ができない僕ら、というか僕に驚いたと思うが。このあと、しばらく僕は、「Passport」を「Pathport」の発音にしたり、「Love」を「Lobe」の発音にして話したりしてみたが、やはり通じなかった。当たり前か。 そういうわけで、昨日はその友達と延々とこんな話をしていた。僕は中国語を、その友達は英語を勉強しているのだが、結論として、 「外国語を完璧に習得するのは無理」 となりました(苦笑)。だって、母国語である日本語ですら、わからない単語・熟語・漢字・ことわざなんていっぱいあるし、さらにいつも新しい言葉が生まれてくるしさ。それを「完璧に習得!」ってのは難しいでしょう?ましてや外国語を完璧に習得するなんて・・・・。まあ、その国に10年くらい住んで、さらに母国に帰っても、ヒマを見つけてはその国にちょくちょく行くようにすれば、何とかなるのかもしれないけどね。 そういえば一般的に、どういうわけか男性より女性の方が発音良いよね?なんでだろ?口の構造が違うのかっ!? 今日のおすすめ:BOB MARLEY & THE WAILERS「BAD CARD」 炸裂!ジャマイカン・イングリッシュ!・・・・何言ってるかほとんどわかりません(泣)。