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私が愛した漫画たち「蒼天航路」

三国志を題材としたこの蒼天航路」が僕の好きな漫画ベスト2にランクイン!

さて、僕が横山光輝先生の「三国志(以下、横山三国志)」から三国志に興味を持つようになった話はちょっと前に書いたが、何しろ「三国志が好き」なんて人は当時周りにいなくてね。

参考記事:

pinky0215.hatenablog.com

そんな僕が初めて三国志の話のできるヤツを見つけたのは高校に入ってから。陰キャだった僕が横山三国志を読んでいたら、スクールカースト最上位のちょっとヤンキーっぽいヤツが話しかけてきた。「三国志好きなら、これオススメだよ」と言って、「蒼天航路」を貸してくれたのだ。

──衝撃!まずはこの一言。横山三国志では悪役のやられキャラである曹操が主人公!カッコ良すぎる登場人物たち!まるで映画を観てるかのようなド迫力で滑らかな戦闘シーン!そして、青年雑誌掲載なのでHなシーンも満載!──いや、「Hなシーンがあるから好き」なわけではなく、三国志の時代って侵略したりされたりが当然の時代なので、そういうシーンがあると余計にリアルなわけ。いや、ほんとに(笑)。

そんなわけで、僕もリアルタイムで連載を追いかけ始めた。今でも覚えているのが2003年。当時大学生だった僕は、一年間香港に留学したんだけど、そのときもわざわざ日系デパートまで出かけて、一週間遅れで掲載誌である「モーニング」を購入してたんだよね。日本の倍の値段で(笑)。でも香港で読んだ龐統の初登場シーンは忘れられないなあ。「ありえん!──が、ありえんゆえに英雄か!」ってね。

その後、ちょくちょく休載を挟みながらも順調に連載は続いたが、最終回を迎えたときはしばらく放心状態が続いたっけ。でも、終わり方も完璧過ぎた。横山三国志以外にも三国志漫画をいろいろ読んだが、三国志を題材とした作品で、これ以上のものはもう出てこないだろうな」と思ったよ。

ところが、漫画という媒体ではないとはいえ、蒼天航路以上の三国志に僕はそれから約10年後に出会うことになるわけだが、それはまた別のお話・・。

以上