はい、みんな大好きビートルズ。「偉大なロックバンドベスト100」的な特集をいろんな雑誌でやっているが、ほぼ間違いなくビートルズが一位だもんね。僕も漏れなく大好き。
さて、僕がビートルズをちゃんと聞いたのは高校生になってから。後に一緒にバンドを組むことになるヤツと出会い、ソイツが「Help！」を持ってきたんだよね。そのときは正直特に何も思わなかった。「なんだかスッカスカな音だなあ」くらい(笑)。
その後、部屋でビートルズを聞いてる僕らに気付いたからか、うちの親父が飯時にビートルズの話題を振ってきた。親父のマイベストアルバムは「Abbey Road」だという。親父がレコードを貸してくれたので、何となく流してみた。一曲目の重苦しい雰囲気の「Come together」からぶっ飛んだ！古臭さなんて全くなく、そもそも聞いたことのないメロディ構成だった。
そして「something」の一回しかサビがないもどかしさ、「Here comes the sun」のイントロギターの美しさなど、珠玉の名曲が続いていき、B面の壮大なメドレー。あっという間に全曲通して聞き終わり、再度A面の頭からリピートしたのを覚えている。
その後はビートルズに一気にハマり、全アルバムを親父から借りて聞きまくった。斬新な「Revolver」、初期の名作「With The Beatles」、実は名曲が多い「Let it be」等々、どのアルバムも個性的だった。「Help！」の良さもようやくわかった。
みんなそれぞれ「僕の私のビートルズマイベストアルバム」があると思うけど、僕は迷わず「Abbey Road」を選ぶ。やはりあの日の衝撃が忘れられないからだ。
今後も僕はビートルズを聞き続けるだろう。
以上
