in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

地球は赤くて太陽は青かった

中国のすげえ大物が亡くなりましたね

――などと書いてはいるが、社会学修士課程を学んでいるくせに、彼が何した人か知らなかったのはここだけの秘密だ!(笑)

さて、このニュース、中国では一切報道されていない(2011.7.12.20:50現在)。彼の名前で検索すると、「根据相关法律法规和政策,部分搜索结果未予显示。(法律、法規、政策に関わるものなので、検索結果を表示できません)」と表示され、当たり障りのないニュースだけがヒットする。

さて、彼についていろいろ調べてたんだけど、彼こそが今日(こんにち)の反日思想を作った張本人ではないか!日本の教科書批判をさんざんした挙句、ベトナム侵略に対しては「もう忘れよう」などとほざく始末・・・・クソッタレだぜ!――と言いたいところだが、国家間の思想の相違についてはもう考えたくない。ハルピンに来て、それくらい反日思想による障害を感じた。

「事実を知っておくのは大事」って言うけど、今や何が事実かわからないくらい、国によって、ひいては時代によっても事実が変わっている。こんなの考えるだけ無駄じゃないか。中国人の考える正義、日本人の考える正義、アメリカ人の、ロシア人の、韓国人の――全部違うんだもん。

僕はバカだけど、中国人の優秀なクラスメートたちすらも持ってないものを持っていると思う。

それは客観的な視点

これを持ってるから・・何ができるかっていうと・・・・

ヘラヘラできる(´ω`)

いや、でもこれって結構大事なことなんですよ。現在、中国人だけでなく日本人でも、盲目的に自国の発言を信じる人が多いが、これは非常に危険なこと。だって、そりゃあ誰だって自分のミスは隠したい。自分に有利な噂を広めたい。国だって同じことでしょう。

でも、客観的な視点を持ってヘラヘラしていると、いくぶんか冷静に物事を見つめられる気がする。いやね、中国人に歴史問題で討論ふっかられたときに、「じゃあお前らは何してきた?」って反論することもできるよ?でも、中国人はそれらを知らないんですよ。習ってないから。で、結局「中国を貶めるようなこと言うな!」って言われて終わり。

そもそも教育が違うから討論にならないのだ(´ω`;)

「地球の色は赤」って教わった人に、「地球は青だぜ」って指摘するようなもので、そもそも話が噛み合わない。もちろん、逆に僕ら日本人が「地球の色は赤」って教わっている可能性も考えなきゃいけないし、こんなことを考えていくうちに、国家間の問題を外国人と討論すること自体が馬鹿げたことだって思うようになった。

こんな思想の持ち主だからか、僕は、マクロな視点を持つのが非常に苦手。iPadの普及率向上から見る中国の高度経済成長」とか、今年から突然脇毛を剃る中国人女性が増えたのだが、それを踏まえての、「脇毛から見る中国人女性の新たな潮流」とかっていう極めてミクロな視点の方が平和でいい。社会学なんて、もともとこういうくだらないことを研究する学問だしね(笑)。

ってなわけで長くなってしまったが、何が言いたいかというと、

「地球は赤くて太陽は青かった」

ってタイトルかっこよくないですか?(笑)

以上。