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中国で大学院生になるということ その1

いやいや、風邪引いてしまいました。というより、ちょっと前に引いた風邪が長引いています。この季節、昼夜の温度差が激しく、ウッカリしているといつの間にか風邪を引き、ウッカリしてると結構長引くので気をつけましょう!

さて、今回のテーマは「中国で大学院生になるということ」。おそらく中国で大学院生になる人は、僕もそうだったけど、その前に1~2年留学生センターみたいなところで中国語を勉強し、それから大学院に上がることと思う。

ここからは、おそらくどこの大学院でも経験するであろうことを書いていきます。ウチの大学院の場合、どの学部にも直近には日本人がいないので情報を集めることもできず、僕はこの一年手探りで全てに接するしかなく、めっちゃくちゃ苦労した。なので、この経験を後世に伝えたいと思ったわけだ。これを知ってると、大学院生活の滑り出しも全く変わってくると思う。

中国語の難しさ


まずはこれ。当然だが、大学院では先生や教務係のオバサンからクラスメートに至るまで全てが中国人。そして、そこで繰り広げられる会話は、留学生センターの先生や教務係のオバサンたちとは違い、「外人向けのキレイな普通中国語」をしゃべってくれるわけではない。

この広い中国、地方によって激しい訛りがあるのも読者の皆さんはご存知かと思う。当然、先生も教務係のオバサンもクラスメートも、中国各地の出身者によって構成されている。人によっては、こっちが外人だとわかるとゆっくりしゃべってくれる人もいるが、大部分は、中国人の大学院生が聞くスピードでそれぞれの専門内容を話してくる。

一方で、こっちが話し手になるときにも問題が発生する。よく外に出る人はもうわかってることだと思うが、「外国人の中国語」に慣れてない中国人とは、何を言ってもコミュニケーションが取れないことがある。

いや、普段使うような会話は通じても、彼らと書面語を使って話してみるといい。僕の言っていることがわかるだろう。もちろん、これは我々の発音の問題なのだが、中国語の発音は一朝一夕にはマスターできるものではない。

留学生センターにいたときは、先生も教務係のオバサンも、「外国人の中国語」に慣れているので、どう発音しても、最悪間違って発音しても意味を汲みとってくれただろう。だが、大学院でのメインは我々外国人留学生ではない。さらに、外国人と一度もしゃべったことがないような人も多く存在する。

つまり、「相手の中国語が全く聞き取れず、ようやく意思表示しても全く通じない」ということが頻繁に起きることと思う。

今まで何やってきたんだろう・・・・(゜д゜;)

僕は大学院に上がって、まずこれに絶望しました(笑)。でも、一年経ってみてようやく解決の糸口を見つけたのだが、長くなってしまったので、その解決方法はまた次回。

以上。