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中国で大学院生になるということ その5

「中国で大学院生になるということ」という本カテゴリー。すごーくマニアックな情報なので、あまりコメントをいただけないが、とっきどきドンピシャで読者様の需要と僕の供給とが一致し、アツいコメントをいただけることがある。

これは非常に嬉しいことだが、いただいたコメントを読んでいると、「ずいぶん優秀な方が多いな(汗)」という印象が強い。と、同時に、「僕のブログの内容もずいぶんと主観的だなぁ」と思い直さざるを得なくなる。今回は、かなり客観的に見た、「中国で大学院生になるということ」です。

まず言いたいのが、僕が今苦しんでいるのは、

大学時代にちゃんと勉強しなかったから(´ω`;)


もちろん、中国では教授の腐敗も激しいため、少なくともハルピン人の友達は、声を揃えて「卒業前は先生に贈り物(笑)を贈らないと卒業できない」と言う。こういう腐った習慣があるのは確かだ。

でも、僕の知識が足りないのも、

先生から好かれない大きな要素です(´ω`;)


これは、「『社会』という言葉を筆頭に、社会学に関わる中国語のほとんどは、日本語から輸入されたものである」ということと、授業中に先生がやたらと日本の社会学者の名前を出すことからの推測だが、恐らく中国には、「西洋諸国→日本→中国」という順で社会学が入ってきている。さらに、自尊心の強い中国人には珍しく、「中国社会学はまだ発展途上だ」という発言もする。

そんな中、社会学先進国からの留学生の僕

先生方も、きっと期待したことだろう(´ω`;)


大学院に入ったばかりの頃、やたらと先輩方から、「日本から優秀な留学生が入ってきたって聞いてるよ!」などと言われたものだった。今にして思うと、彼らは本気で僕を優秀だと、優秀に違いないと思っていたのだろう。

でも、フタを開けてみれば何も知らない僕(´ω`;)

勝手に期待したのは向こうなので、僕からしてみりゃ、誰が悪いわけでもないと言いたいところだが、少なくとも、僕の獲得に動いたゼミの先生はガッカリしたことだろう。

ちなみに、僕の大学は総合大学とはいえ、理系に重点を置いている大学であり、知識が全くない僕から見ても、はっきり言って社会学はレベルが低い。社会学の超入門書さえ頭に入っていれば、クラスきっての知識人を気取れるだろう。もっとも、大学院ならではの「討論」時には、付け焼刃の知識ではもちろんどうにもならないし、そもそも我々には中国語の問題もあるわけだが。

ということで、本カテゴリーを読んでいると、「ほんと中国の大学院は腐ってんな!行くのやめよっと!」と思う読者もおられよう。でも、これだけは覚えておいてください。

僕が苦しんでいるのは、

教授の意地悪(笑)もあるが、

半分は僕の知識不足が招いたもの(´ω`;)


また、これはレベルの低い大学院限定の話だが、

最低レベルが日本の大学院より遥かに低いため、

超入門書程度の知識があるのなら、

中国での大学院進学はオススメです(´ω`)!

きっと、簡単にマスターゲットできます(笑)

――え?「最低限の知識もない人は?」だって?

本カテゴリーを読みなおしてください(笑)

期待される分、めっちゃくちゃキツイです(´ω`;)


――「じゃあ、PINKYさんは今後どうするの?」だって?

贈り物の準備に大忙しです\(^o^)/

以上。