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ハルピンで問題に直面したときにすべきこと



今日のハルピンは零下32℃(゜д゜;)!

昨日の記事を見た読者の方から、こんなメールをいただいた。

Q:「PINKYさんのご自宅の暖房は『しっかりしていない』とありましたが、これはハルピンではよくあることなのでしょうか?」

これからハルピンに来る人にとって、ハルピンの屋内施設の防寒対策がどうなっているのかは非常に気になるところだろう。それでは回答致します。

A:「個人的な意見ですが、ボロアパートの3割くらいはこんな感じだと思います。ですが、業者に頼んで修理してもらうことも可能です」

ここまで読んで、「それならPINKYも頼めばいいのに・・」と思う方もおられよう。ここからが今回の本題。「ハルピンで問題に直面したときにすべきこと」について。

まずは日本の例を見てみよう。

1,問題発生 → 業者に電話 → 技術者が修理
→ CONGRATULATION(´∀`)!


もちろん修理の内容にもよるが、大体電話したその日、遅くても次の日には技術者が来るし、その日に直らなくても、どこに問題があるかは100%掴んでくれるのが日本の技術者だ。

続いてハルピンの例。

1,問題発生 → 業者に電話 → 業者、話を聞かない → 僕、腹立てて電話を切る → BAD END(´ω`;)

ついつい日本と同じように、業者や技術者に敬意を払って電話をかけるとこうなる。僕は元・技術者の端くれだったため、未だに一回目は必ず敬意を払った電話の仕方をしてしまう。

寒いのは厚着すればどうにかなるので、今のアパートの暖房がこれです。でも、シャワーが浴びられないのと、ネットが繋がらないのだけは我慢ならないため、仕方ない、次の方法を取るほかない。

2,気を取り直して業者に電話 → 業者、話を聞かない → 僕、罵る → 業者も負けじと罵る → 両者の罵り合い

罵り合いに負けた場合、というより、「なんで客のおれが罵られんの?」という気持ちに負けた場合、

3,あきらめて我慢する
→ BAD END(´ω`;)


と、またBAD ENDになってしまう。次に取れる手段はひとつ。

4,「2」を技術者が来る日まで繰り返す

ようやく技術者が来た。修理も終わった。ところが、これで終わらないのがハルピンクオリティ。

5,必ず一回では直っておらず、「2」へ戻る

これを数回繰り返し、ようやく問題が解決するわけだ。

6,ムカツクことはあったが、一応問題解決!
→ CONGRATULATION(´∀`;)!


どうですか?これ、日本のサービスに慣れてしまった我々にできますか?ここで、何の抵抗もなくできちゃう人は、きっとハルピン耐性がかなり強い。僕は、大体「1」の時点で心が折れてしまい、BAD ENDを迎えることが多い。さっきも書いたが、今のアパートの暖房がこれだ。

対応の違いはあれど、積極的に「お客様のために」なんてことを考えるのは日本くらい。

業者は働いてくれるものではなく、働かすもの

まずは、これを理解することが問題解決への近道になるでしょう。日本と比べると、遥かに不便なハルピンの生活。これを改善できるかどうかはあなた次第(笑)。

――え?「ハルピン人と結婚したんだから、カミさんにやらせればいいのに」って?――うちのカミさんが、いわゆる「ハルピン人女性(気が強くてすぐ人を罵る)」だったら結婚してないです。日本に連れて行ったときに、そんなことされちゃたまらないからね(笑)。

以上。