国慶節が終わったくらいに知り合い、それからあることをきっかけにして急激に仲良くなった匿名希望さん。この方とはこの2ヶ月、ほぼ毎日のようにカフェや日本語学校で集合していたものだったが、そんな彼も、今朝の便でとうとう日本に帰ってしまいました。
思えば、最初は匿名希望さんとの間になんとなーく距離を感じていたのだが、そんな偏見をぶち壊したのは他でもない、ウチのカミさんだったってんだから驚きだ。以下、僕:P、匿名希望さん:N(匿名のN)、ウチのカミさん:T。
T:「マンガスキデスカ(´∀`)?」
僕の中で、匿名希望さんはマンガとかは読まなさそうなイメージだったため、マンガの話なんかしたことなかったのだが、そんなことを気にせずに切り込んだウチのカミさん。今にして思えば大ホームランだ。
N:「うん、好きだよ」
P:「(え!この人マンガ読むの?)o。(´ω`;)」
T:「ナンノマンガデスカ(´∀`)?」
――ここで、「ワンピース」とか「ドラゴンボール」とかっていう名前が出てきていたら、多分、僕と匿名希望さんが仲良くなることは決してなかっただろう。匿名希望さんが挙げたマンガの作品は、マンガ好きを自称している僕も驚くものだった。
N:「ゴルゴ13かなぁ」
T:「ナニソレ(´∀`;)?」
カミさんが知らないのも当然だ。ゴルゴ13の名前を知っている日本人は多いだろうが、実際にどんなマンガかを知っている人は少ないだろう。僕を除いては(笑)。
P:「ゴルゴ13好きなんですか(´ω`;)?」
これは、意外なマンガを好きだということに驚いたわけではない。10年ほど前に古本屋でゴルゴ13の1~50巻セットを800円という投げ売り価格で買って以来、僕も「ゴルゴ13」は大好きで、ようやく「ゴルゴ13が好き」っていう人と巡り会えたことに対する驚きだ。
N:「あ、PINKYさんもですか?」
P:「大好きですよ(´ω`)!」
N:「私は『狙撃のGT』でハマって・・」
P:「僕は『メランコリー・夏』が・・(´ω`)」
(以下略)
T:「・・・・(´∀`;)」←ついていけなくなったカミさん
以来、毎日のように会うようになったってんだから、人生、何が起こるかわからない(笑)。
それからは、カフェか日本語学校という「2大僕の溜まり場」で集合し、数時間ゴルゴ13の話だけをすることもあれば、お互いタブレット型PCに異常に興味を持っていたので、ひたすらipad miniの話をしたり、ヨーロッパに住んでいて非常に視野が広い匿名希望さんに、僕の将来の仕事等についての相談に延々と乗っていただいたりした。
とにかくカミさんが妬くくらい、
毎回話題が尽きずにおしゃべりしてました(笑)
ここで冒頭に戻るわけだが、そんな匿名希望さんも今朝日本に帰ってしまった。日本語学校のM先生のときもそうだったが、見送る側ってのはいつも寂しいもんだ。
僕が修士課程を修了するまでに、
あと何回こういう別れがあるのだろう
ということで、最初から匿名を希望されてた匿名希望さん。本ブログに登場することはなかったが、その影で実は国際的スナイパーとして・・もとい、僕と何万語というおしゃべりを繰り広げていたのです。匿名希望さんについての記事は、きっとこれが最初で最後になるのだろう。
匿名希望さん、いろいろありがとうございました!
次はface timeでゴルゴ13談義しましょう(笑)
以上。