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新HSK対策 その4 ~阅读(文法・読解)対策

「听力(リスニング)」、「阅读(文法・読解)」、「作文」という3つの部分で構成されているHSK6級。今回は、第二部分である「阅读(文法・読解)」について。

2,阅读(文法・読解)
四部構成で、リスニングと同じくこれも全て選択問題。全部で50題で時間は50分。

第一部分:
HSK6級最大の難関にして、中国語教育の専門家の中でも物議を醸し出しているらしい問題。4つの選択肢の中から、文法的に間違っているものを選ぶという問題なのだが、とにかく難しすぎる。新HSK対策をやっている中国人の先生に聞いても、「わからなくてもしょうがない」とさじを投げるほど。

問題は10問だけだが、個人的には半分取れれば御の字。8割取れれば大満足って感じ。下手すると、一個も正解取れない可能性もゼロではない(汗)。

なので、「新HSK対策 その2」でも書いた「文法問題の解説がついている問題集」は非常に貴重。解説を読むことで、一応はどんな形式の問題が出やすいかの予測をすることができるからだ。

第二部分:
文章中の抜けている文法を埋めていく問題が10問。これは、なんだか問題によってレベルのバラつきがある感じがします。時間をかければかなり簡単な気もするが、後述する理由から、あまりこの問題に時間をかけられないのがツラい。

第三部分:
順番がバラバラな5つの選択肢を、文章の抜けている部分に挿入していく文章挿入問題。ひとつの文章につき5問×2の計10問。先に選択肢にザッと目を通してから文章を読もう。これはめちゃくちゃ簡単なので、絶対に10割取りたいところ。

第四部分:
読解問題。1つの文章につき4問。5つの文章を読むので計20問。そんなに難しくないが、最大の問題は、第四部分にたどり着いたときにはすでに時間が足りないことが多い。第一部分で下手につまづくと、1つの文章につき3分くらいで解かないといけなくなったりする。

第一~第三部分をできるだけ素早く解き、第四部分回答時にどれだけ時間に余裕を持っておけるかがカギになりそう。文章ひとつにつき5分あれば、大分余裕ができるのだが・・・・。

――と、ここまで書いて思ったのだが、思い切って第一部分を後回しにするのもいいかもしれない。第二部分を8分、第三部分を8分で解くことは可能っぽい。第四部分に25分充てるとすると、第一部分は9分。考えぬいても正解率が一向に上がらない第一部分に時間を割くより、時間さえあればかなり確実に取れる第四部分に時間を割くのもアリか?

個人的なHSK6級の「阅读」部分の感想はこんな感じ。

以上。