in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

「皮靴ゼリー」事件から中国の製造業を考察 その2

前の記事では、ちょっと言葉が足らなかったようなので追記。

僕は、日本の品質神話を

100%信用しているわけではない(´ω`;)


プラスチック製造現場時代の話を例にします。当時、品質に影響が出る可能性があるから使用を禁じられたスプレーがあった。でも、それを使うと工程を2,3こ吹っ飛ばせるくらい仕事がラクになるので、実際はそれを使っていた同業社は多かった。

僕も上司公認でそれを使ったことは何度もあるし、親会社が来ると、まずそれらスプレーの隠蔽作業を命じられた。でも、こうでもしないと人件費を削れない――つまり、価格競争にどうやっても勝てないのだ。親会社の指定する厳しい納期にも間に合わなくなる。

前回、トヨタ式の本のススメをしておいてなんだが、「ジャストインタイム」なんて、トヨタレベルの超S級メーカーだからこそできること。それを強いられる下請けメーカーはツライもんですよ。だからといって、「例のスプレーの使用もやむなし」としてしまっては中国の製造業と同じなのもわかってはいるが(笑)。

まぁ、僕が言いたいのは、

「それでも中国製よりは安全」ってこと(笑)


前回も書いたが、中国の製造業は「どこまでが安全でどこからが危険」っていう次元にいないからだ。餃子のそもそもの材料がダンボールだったり、醤油が髪の毛から作られてたりってのは、もうそれ以前の問題でしょう。「プラスチック製」と銘打ちながら、紙製品を作っているようなもんだ(笑)。

日本の製造業では、

少なくともこんなことは絶対ないよ(´ω`;)

――これが言いたかったわけです(´∀`)


僕が前いた製造現場は、規模のわりには品質体制がめっちゃくちゃずさんで、同規模の現場の中では、下手したら日本一を争うくらいひどいものだったが、それでも「材料そのもの」に問題があるようなことはなかった。

ということで、僕は盲目的に日本の品質神話を信じているわけではないが、「日本の品質>>>(超えられない壁)>>>中国の品質」っていうことに関しては、盲目的に信じています(笑)。

以上。