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日本人にとって中国語の書き取りは容易いのか その2

約一年前に、日本語の漢字と中国語の漢字の微妙な違いについて書いた。今回は、また新たに「ノーベル中国語学習賞」レベルの発見をしたので、この場にて発表させていただきます。



「日本語漢字(左)と中国語漢字(右)」

前回、普通に入力しただけでは日本語漢字と中国語漢字の違いが表せなかったので、今回はわざわざワード上で書き、画像として加工してまでの発表です。

こうして比較するとよくわかるだろう。「骨」は中の 「 が逆だし、「器」と「突」の中国語漢字は点がひとつ多い。これのせいで、漢字慣れしている日本人は逆に100点が取りづらい・・・・前回は、これが書きたかったんですよ(笑)。

では、日本語漢字も中国語漢字も、パッと見全く同じに見える「必」。これの違いは何だと思いますか?

それは・・

なんとびっくりの・・・・

書き順(゜д゜;)!


日本語の「必」はね、僕、公文で何度もやり直しさせられたので今でも強烈に覚えてるんだけど、3つある点の真ん中の点から書き始めるんですよ。ところが中国語の「必」は、「心」とほぼ同じ書き順――つまり、左の点から書き始めるわけだ(注)。

これ、大した違いに感じられないかもしれないし、実際、PC上では全く同じように表示される。でも、書いてみるとその違いは一目瞭然なので、早速紙とペンを用意して試してみてほしい。ほらほら、恥ずかしがらずに!

書いてみると、

書き順の影響って大きいでしょう!?

――え?変わらない?

そりゃ、失礼しました・・・・(´ω`;)


個人的には、僕が書くと「※」っぽくなってしまっていた「必」だが、中国語漢字の書き順で書くと、すごく「必」っぽくなった。ここだけ読むと、何言ってるか全然わからないだろうが(笑)。

ということで、人によっては大きく変化が出るであろう今回の発見。是非試してみてください。ほらほら、恥ずかしがらずに!

以上。

注:僕の使用している電子辞書、canon word tank V923」には書き順が調べられる機能が付いているのだが、気になって調べてみたら、同じように見える「必」」が日本語と中国語で書き順が違ったのが本記事の始まり。