in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

中国国内旅行記 ~?城、山海関編 その2

10月4日 「硬座 de ゴー!」編



出発の日。15:00に寮の前に集合し、すぐに出発。まずは駅近くのスーパーで電車の中での食料品を買い込む。



そうそう、まずは今回のメンバーを紹介しておこう。日本人は僕(28)と草食系男子のF(21)の2人、韓国人がT(24)、S(22)、Q(38)の軍隊上がりの3人。そして今回の旅のリーダーが、中韓ハーフの190以上の大男L(27)、以上の6人。年齢を重んじる韓国の習慣に基づき、僕は次兄を就任(笑)。



さて、17:30にいよいよ電車の硬座(一番安くて狭くてキッタネエ席)に乗り込む。目的地は?城。乗車時間はきっかり12時間だ。さて、車内は思っていたよりキレイに感じた。だが、数時間経過してからそれは誤解だったことに気付く。長旅なので、空いてる席に行って靴を脱いで足を伸ばして座る中国人が多いのだが、



足の臭いが車両中に充満している!



これにはほんと参った。また、



座席の背もたれがほとんど直角!



これも僕らの疲れを倍速にした。だが、若いT、Sを中心に僕らの座席は大騒ぎ。そんな折、



僕らの座席にペットボトルのフタが投げ込まれた!

 

 

 

しかも、それが一番気性の荒いTに当たってしまった!



普段は明るく優しく常に笑顔のTの表情が、一瞬にして軍人の顔に変わった。僕はこの表情の変化を一生忘れないだろう。立ち上がって投げた犯人を探そうとするTを止め、必死でなだめる僕ら。



「日本人が嫌いっていう声が聞こえたから、きっとおれとFのせいだよ。ごめんな」



ということにして、とりあえずその場を凌ごうとしたのだが、



「お前らはおれの兄弟だ!もっと許せねぇ!」



と、もっと彼のハートに火をつけてしまったようだ。だが、長兄Qの



「お前らがうるさいからだ!静かにしろ!」



という一喝でその場は収まった。いやいや、軍隊上がりの韓国人はケンカっ早いって聞いてたけど、ほんとだった(汗)。でも、僕とF以外は全員イカついので、正直、誰が来ても負けないだろうなっていう安心感が僕にあったのは否めない(笑)。



さて、25:00頃には僕らの疲れはMAXに達した。だが、何しろ座席は狭いし寒いし、おまけに足の臭いが充満しているため、全く眠れない。もう誰も口を開くものはいない。――いや、ここから到着の29:30までの4時間半はほんとキツかった!



そして29:30。とうとう僕らは?城に到着した!



うーむ、思ったより更新に時間がかかるな。しかも硬座内は暗くて、結局写真撮れなかったんだよなぁ。悔やまれるぜ!では、とりあえずご飯食べてきます。