ありがとう KING(追悼、忌野清志郎)
日本が誇るR&R KING、忌野清志郎(以下、キヨシロー)が死んだ。今朝、ともにキヨシローの大ファンだった実兄からのメールで知った。最初は冗談かと思ったが、考えてみればキヨシローはガンだったので、「もしや」と思ってYahooを見てみたら、ほんとに彼の死を知らせるニュースが流れていた。悲しいのはもちろんだが、非常に残念だという想いが強い。
だって、もうテレビで「オ○ンコ発言」するようなキ○ガイロックスターは出てこないだろうし、「君が代」をパンクカバーしようなんていうパンクな発想を持つ人間も出てこないだろうし、あんなダセー変な声で歌うR&R KINGは出てこないだろう。興味を持てば大御所から新入り、バンド系から演歌歌手とまでもユニットを組むような懐の広さを持つ音楽バカは出てこないだろう。でも何より、今後もいくらでも発表していったであろう、彼のR&Rナンバーがもう聞けなくなるのが一番残念だ。
キヨシローは、いつの時代も最前線だった。日本のR&Rの土台を40年前に作り、さらに40年経っても未だに現役で最前線だった。日本のR&Rがつまらなくなった2000年代、彼の死はあまりにも大きい。
元気に「JUMP!」を歌う彼の動画を見ていたら、涙が込み上げてきた。R&Rの素晴らしさを教えてくれたキヨシローさん、今までありがとう。でもまだまだやって欲しかったので、「お疲れさま」は言わないよ。