in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

音楽:JIMI HENDRIX「HEY JOE」

「最初に聞いてから7年、ようやく良さがわかりました!」 ―いやー、正直、ジミヘンって全くかっこいいと思わなかったんですよ、この7年もの長い間。 「『ウネウネ』アーミングかけてんじゃねえよ、全く!」 くらいにしか思ってなかった。だから、背中で弾いたりとか、歯で弾いたりっていうパフォーマンスも、イマイチ伝わってこなかったんだよね。―そりゃあそうだ!やっぱり、R&Rはまず「音楽ありき」でしょう?ラモーンズの革ジャンスタイルも、ビートルズのマッシュルームカットも、音楽がどうしようもないバンドだったら、あそこまで注目されることは無かっただろう。・・・・音楽よりもファッションが注目されやすいピストルズだけは例外かもしれないが。 さて、ジミヘンの良さを教えてくれたのは、他でもない、最近観た映画「クルックリン」。この映画で「HEY JOE」が流れるシーンがあってね。ソウルやファンクが主流のこの映画の中で、唯一流れたR&Rじゃないかな。もちろん、ジミヘンも黒人特有のソウルフルなシャウトをカマすので、この曲だけ浮いていたっていうわけではないが、元々、僕はブラックミュージックをやや苦手とする傾向があったので、 「『ああ、ちょっと退屈な映画だなあ』って思っていたときに、この曲でぶっ飛んだ! ってのが正直なところ。その後、幸いなことにウチにはジミヘンのアルバムが揃っていたので、ちょろちょろ聞いてみた。そしたら、ギターリフに聞き覚えがある曲の多いこと!知らず知らずのうちに「かっこいい」と思って聞いていたギターリフは、ほとんどジミヘンのものだったんだよね。これには驚いた!音楽って、こういう風に突然良さがわかったりするからやめられないよね。 ということで、そろそろ僕もレゲエ以外のブラックミュージックの扉を叩いてみようと思います。そんな気持ちにさせてくれた、この「HEY JOE」に乾杯! Are You Experienced Are You Experienced