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なかなか慣れない「也」、「就」、「都」

気をつけるようにしてるうちに、最近こそ慣れたものの、最初はなかなか慣れなかった中国語の「也」、「就」、「都」の位置。「は?そんなのもわかんねぇの?」と言われそうなほど基本的な上記の3つの副詞。まずは下の例文を見ていただきたい。

例文A:「我也会説普通話

これ、どう訳しますか?――瞬時に2つの訳が出てきた人は、もう僕の言いたいことがわかっているだろう。答えは以下。

1,「私『も』普通語を話せます」
2,「私は普通語『も』話せます」


「2」を中国語にするとき、ウッカリ「我普通話也会説」とかってしてしまうんだよね。だって、「も」である「也」がかかるのは普通語だからね。

でも、これは中国語の文法構成である「S+V+O」のルールから外れ、完全に日本語の文法になってしまっている。作文でこのように書いたら間違いなくアウトなのは中国語の先生に確認済み。

ちなみに、目的語である「普通話」を頭に持ってきて、普通話我也会説」は正しい。なので、例文Aの場合、「也」が何にかかっているかは、文脈の前後で判断するしかないのだ。不合理なようだがほんとの話。

次の例。「私は普通語も広東語も話せます」と中国語で言う場合、どうしたらいいだろうか。

口語っぽく言うなら、

普通話和広東話我都会説」


これが正解だが、「都」の位置がちょっと気持ち悪くないですか?僕だけかもしれないが、最初、ここに「都」を入れるのに全然慣れなかった。先と同じように、「も」である「都」がかかるのは普通話と広東話でしょう?だから、つい「普通話和広東話『都』我会説」って言いたくなりません?

最後に「就」について。中国版グーグルである百度の、もはやスローガンとも言っていい百度知道、你就知道」の「就」の位置。先に挙げた「也」と「都」とはまた違うが、なんか語感的にも「就你知道」って言いたくなりません?これも僕だけ?

――いや、ハルピンに来た当初から、なんだかこれらの位置の気持ち悪さが引っかかっていた僕は、結構この間違いを犯す人が多かったのを覚えている。また、「あぁ、やっぱりみんな同じ間違いするんだなぁ」って思ったのも(笑)。

つまり、「これら3つの副詞は主語の後ろ!」

これを気にするようにすると、

不自然な日本人中国語から抜け出せる!

・・・・かもしれません(´ω`;)


以上。