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やさしい引越しの仕方 ~アパートを探そう!その2~

前回の続き。ハルピンでのアパートの探し方です。

1,「仲介」へ行き条件を伝える
2,物件情報が載った冊子を見せてもらう
3,大家と実際に物件を見に行く
4,気に入れば書類にサイン&支払い


今回は「3」から説明するが、「ハルピンでのアパート生活は大家に左右される!」と言っても過言ではないくらい、大家は重要なファクターなので、ハルピンでの大家(中国語で「房東」)について先に説明しておこう。

ハルピンのアパートは、日本と違ってアパート全体に大家がいるのではなく、一部屋一部屋にすでに所有者がいて、その所有者のことを大家と呼ぶ。その大家がさしあたってその部屋に住まないため、賃貸しているというわけです。

そんな大家を連れての「3」はかなり大事。さて、一歩物件に入ってみると、日本のアパート探しとの違いをいきなり感じることになるだろう。

なぜなら、大体の物件はすっげぇ汚い(´ω`;)

なぜそんなに汚いのか?――それは、ハルピンではアパートを引き払うとき、いらない家具やゴミ等はそのまま放置してかまわないため。また、住人退去後のハウスクリーニングなんてものも基本しない。足あとだらけ、泥だらけの床。冷蔵庫の中、机の引き出し等に入りっぱなしの野菜やゴミ等々。

でも、それら放置されたゴミ等で「この部屋にはどの階層の人が住んでいたのか、住むべきなのか」がなんとなくわかる。一般的な留学生だと、しょうがない、この階層の物件になってしまうだろう。

さて、アパートに入りました。汚さにショックを受けました。次にチェックするのが、ハルピンのアパートは、基本的にキッタネエ(理由は上記w)使用済家具付きなので、ベッドや冷蔵庫・洗濯機等の大物家具が付いているかどうか。汚いとはいえ、これらがあると引越しがずいぶん身軽になる。僕は、最初のアパートに洗濯機がなかったので自分で買いました。

一方で、2軒目の今のアパートでは冷蔵庫すらもなかったので、大家に相談してみたところ、快く買ってくれた。なぜ買ってくれたか?――何しろ、この賃貸している部屋は大家の所有物。将来は自分の子供にでもあげるための物件なわけだ。つまり、この冷蔵庫は僕に買ってくれた、というよりは将来住むであろう子供に買ってあげた、ということ。

なので、希望の大物家具があるときは、

大家と相談してみよう(´ω`)!


もちろん、大家にとってはさしあたって住まない物件なわけだから、何でもポンポン買ってくれるわけではないが、それでも僕らはどうせいつかは国に帰る外国人。大物家具なんて買ったって、最後は捨てるしかない。そのへんを上手く説明し、何とか大家と利害を一致させよう(笑)。

また、世界一キレイ好きと言われる我々日本人にとって、チェックを入念にしたいのがシャワー室。電気温水器はちゃんとお湯が出るか、水圧は弱くないか、水漏れ等、シャワー室自体の問題はないか等々、全て大家立ち会いのもとで確認しておこう。じゃないと、あんな目こんな目に遭いますよ(笑)。

この「3」は個人的に一番大事だと思っているので、非常に長くなってしまった。お金に関わる「4」ももちろん大事なので、続きはまた次回。

つづく!