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やさしい病院の行き方

ノーパンで引いた風邪が思いのほか長引いております。

昨日なんか39度まで熱が出てしまい、

結局、病院に行ってきました(´ω`;)


日本でも病院は嫌いだが、ハルピンのはもっと別の次元で嫌いだ。医者の態度は悪いし、患者どもも当然並ばないしね。でも、後世の留学生のためにも、「ハルピンの病院ってのはこんな感じですよー」ってのだけでも、書き残しておこうと思います。

さて、病院に行くと、まずは受付で2.5元(約37.5円)払って、「门诊挂号(外来治療番号登録)」を行い、その領収書を受け取ります。ガイジンの名前、特に僕ら日本人の名前は、聞こえようによっては中国人の名前にも聞こえるためか、同じ発音だけどめちゃくちゃな当て字で名前を書かれます(笑)。

そして診療室へ。たくさん患者がいますが、患者の待ち合い用の椅子などはありません。また、「並ぶ」という概念がないため、みんなで医者を取り囲み、「次はオレだ!」と言わんばかりに先ほどの領収書をかざしています。なので、病気で辛い中、苛烈な順番争いをしなくていけません(笑)。

病気でもボーッとできない国、中国(´ω`;)

苛烈な順番争いを勝ち抜き、ようやく医者に診てもらってるのにも関わらず、それでも強引に割って入ってこようとするクズもいるので、そこは一喝してもいいと思います(笑)。

さて、医者の診察だが、当然ながらここでは全て中国語で行います。でも、さすがに医者も誤診は怖いからか、こっちがガイジンだとわかると、かなりゆっくり話してくれるので、日常会話に問題がないレベルの人なら、特に苦労することはないでしょう。

そして、風邪の診察でも必ず行うのが採血。僕はもともと注射が死ぬほど苦手だったのだが、こっちでは何かあるたびに血を抜かれるので慣れました(笑)。

最後に採血の結果を持って、先ほどの医者のところに行きます。再び、苛烈な順番争いがあるのは言うまでもありません。ただ、さすがに血まで抜くとかなり正確な病状がわかるようで、薬も病状にぴったりなものが処方されるようだ。

一日寝たら、一気に熱が下がりました(´ω`)!

風邪でハルピンの病院に行くときの手順は、こんな感じになります。レシートをもらってきたので、今回の治療費・薬代を書き起こしてみよう。

・门诊挂号专用票据:2.5元
・处置费(おそらく診察費):3元
・化验费(採血代だろう):15元
・材料费(採血の道具用?):1.94元
・中药费(処方された漢方):14.72元
・西药费(漢方以外の薬):35.8元


ちなみに、1分(=0.01元)単位は切り捨てでした。合計で72.9元(約1093.5円)。物価から考えると、決して安くはない中国の医療費。普段は、風邪ごときで行く必要はない場所だと思います(笑)。あくまで参考までに。

以上。