in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

中国で修士論文を書く その11

(前回までのあらすじ:卒論のためのアンケートを作り終わり、先生から調査開始の許可を待つこと1ヶ月半、ようやくアンケート調査を開始できることになった僕だったが・・・・)

調査対象は、黒龍江省が誇る文系の名門大学、黒龍江大学(以下、黒大)。ハルピンでは1,2を争う有名な大学だが、僕は知り合いもいないし、ウチの大学からちょっと離れてることもあって、ほとんど行ったことがない。

そこで、本ブログ常連のそんちゅわんくんの出番ってわけだ。「ハルピンウォーカー」、「歩く人間人脈(←重複語w)」と言われる彼のおかげで、黒大で最もアンケートを取りやすい場所等を選定してもらえた。

ところが黒大の学生たち、

あんまり協力的じゃない(´ω`;)


すっげぇ気まずかったできごとを一件紹介します。僕とそんちゅわんくん、地道に一人一人アンケートを取っていたものの、何しろ毎回アンケートの趣旨を説明し、対象者が書き終わるのを待っているのはあまりに効率が悪い。そこで、二手に分かれることに。僕は大教室を攻めることにした。

ガラッ(ドアを開ける音)

僕:「大家好!(みなさん、こんにちは!)」


ジロリと僕を見る学生たち。どうやら一瞬にして外国人ということはバレたようだ。そして続ける僕。

僕:「私は○○大の留学生です。アンケート調査をやっているのですが、ご協力いただけませんか?」

20人くらいの学生にシカトされる僕(←30歳)

――(゜д゜;)!!

シーン・・・・気まずい空気が流れる

どどどどうしよう(゜д゜;)!!

この展開は予想してなかった(゜д゜;)!!


この沈黙、時間にしてせいぜい10秒といったところだろうが、僕には永遠にも感じられるくらい長かった。――と、オロオロしてる僕(←30歳)を哀れに思ったのか、一組の男女が「やってあげるよ(´∀`)!」と声をかけてくれた。

ありがとう!キミたちには救われたよ(´ω`;)!

しかし、今どき珍しいくらいに善良で頭の良さそうな美男美女だったなぁ(褒めまくりw)。

でも、あんだけ恥かいてたったの2枚(汗)

「こりゃ、ダメだ!大教室作戦は失敗だ!」とそんちゅわんくんとの集合場所に戻ろうとしたら、

そんちゅわんくん、

アンケートめちゃくちゃ繁盛してんじゃねぇか!

なるほど、建物の入り口前か・・・・考えたな!

――早速、僕もその波に乗っかっていく

そして、あっという間に計80枚(´∀`)!


そういえば時間は13:30。ちょうど授業が始まる前の人口密集期だったようだ。そして、なんとか遅れを取り戻せた僕ら。次の密集期は15:30だ。そのあとは食堂や違う建物に行ってみたが、収穫はゼロ。ちょっと早いけど、何しろ寒いので今日は引き上げることにした。

そして、大学内を歩きながら今日の反省会を行なっていたら、一人の女の子が話しかけてきた!

「日本人ですか?私は日本語学科の学生です」

キター!日本語学科(・∀・)!


そして、日本語学科まで案内してもらえることになった!今日は、すでに授業が終ってしまったらしく、結局その子にしかアンケートを書いてもらうことはできなかったが、その子の連絡先も聞いたし、これで次回は日本語学科の授業に合わせて調査に来れば、100人は堅いはずだ!

そんなわけで、ほんと苦労の連続でした。目標は400人だが、こんなペースで辿りつけるのだろうか!?(汗)

ちなみに、現在SPSSを使って今回のアンケート結果を集計中だが、80人とはいえ、結構面白い結果になっている。200人分くらい集計取れたら一度発表しようと思います。

以上。