大勢の前で、それも外国人の目の前で、その国をネタにした冗談を言うという行動は、日本人、っていうより僕からすると相当非常識だと思うわけだが、そのへんの意識って外国ではどうなんだろう。授業中にこんなことがあった。
先生、ロシア人のクラスメイトに向かって笑顔で、
「ハルピンの鉄道や建築物は、第二次世界大戦中に、たくさんのロシア人が修復してくれたんだ(´ー`)」
ここは別にいい。問題はそのあと、僕の方を見て先生は続ける。
「全部日本人に壊されたけどな。ハハハ!m9(・∀・)」
笑いに包まれる教室。そして一人気まずい僕(´ω`;)
――いやー、日本にはいないよね、こんな冗談言う教師。もうさ、笑ったらいいのか、黙ってればいいのか、「古いこといつまでも言ってんじゃねぇよ!このクソジジイ!」と突っかかればいいのか、サッパリわからないわけです。
笑う→「あの鬼子、反省してねぇぜ(`д´)」
黙る→「あの鬼子、ユーモアもわかんねぇぜ(`д´)」
突っかかる→「あの鬼子、手出しやがったぜ(`д´)」
上記のように、どう行動しても不利になる気がしたので、
仕方なく、聞き取れなかったフリしたけど(´ω`;)
こういう状況、週に一回くらいはあるのだが、先生の意図は何にせよ、地味に凹むんだよね(苦笑)。歩み寄ろうにも全拒否される感じっていうのかなぁ。もっとも、こないだのプレゼン以来、積極的に話しかけてくれるクラスメイトも増えたので、あまり気にしないようにはしているが。
なんていうかね、極端なこと言うと、ある程度差別されるのは仕方ないと思うようになったんだけど、大勢の前で恥をかかすっていうやり方に腹が立つんだよね。「ジジイ、1対1のときに言えんのか!?」っていうさ。僕は卑怯なやり方が嫌いだ。だから同じように、日本で中国人を差別する日本人も嫌いだ。
対等な舞台で勝負しろ(゜д゜;)!!
お前に武士道はないのか(゜д゜;)!!
――中国人にはないか(´ω`;)
つい、ノリツッコミしてしまったが、これは、国際化が進んでいる現在、人として徹底しないといけない当たり前のマナーだと思います。
以上。