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趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

ハルピン留学日記 第三百八十七日目

初授業が終わりました。もうクタクタです。いや、体じゃなくて脳ミソが。



8:00~12:00 「マルクス主義学説史」



いきなりの4時間ぶっとおし。オジサンの先生だったが、発音はかなりキレイな方で、聞き取りはほぼ問題なかったかな。今日は、マルクス主義哲学の成り立ちを勉強したんだけど、そもそも哲学をアジアに持ち込んだのは日本人なので――今日初めて知ったんだけどね(笑)――その関連で、先生もわりと僕に話題を振ってくれて、その質問にもよく答えられたと思う。



最大の問題は、いくつかの単語、



辞書引いても、その日本語の意味がわからん(´д`;)



なので、「中日辞書で中国語を日本語に訳す」→「その日本語を広辞苑で引く」というムダがいちいち発生する、という事態に(苦笑)。「外国語を極めるには、一定以上の母国語のレベルが必要」とはよく言うけど、ほんとそのとおりだと思った。



電子辞書がある時代に生まれてよかった(´ω`;)



20年も前だったら、毎日、あの10kgくらいあろう分厚い広辞苑を持って授業に出なきゃいけないところだからね(笑)。



午後はまだ授業が始まっていないため、本屋に立ち寄って参考書を探して帰宅。



18:00~21:00 「中国社会生活史」



今度の内容は、「中国の食生活史」や「中国の服装生活史」などなど身近なものだったので、出てくる単語もそれほど難しいものはなかった。



最大の問題は、先生の発音。



「shi」が「si」になるタイプなの(´д`;)



こういう人って、傾向として、「sh」、「ch」、「zh」の音が全て「s」、「c」、「z」に変化するんだけど、こうなると、知ってる単語でも脳内変換が非常に難しい。例えば、先生が「生活服装史(発音上は、『seng1huo2 fu2zuang1 si3』と聞こえる)」と言ったとしよう。僕の脳ミソは、以下のように動く。



「『seng1』・・僧?・・いや、生(sheng1)、生活(sheng1huo2)か!」←ここはまだいい。



「『fu2zuang1』・・・・服?夫?福?・・・・『zuang1』?『zuan1』?――あ!『zuang1』って音はないから『zuan1』か!・・・・??」←「n」と「ng」の区別がつかない僕は、ここでもう間違える。



「いや!『zuan1』って音、単語ひとつしか知らないや。『zhuang1』の可能性を見て行こう!・・・・さっきの『fu2』と組み合わせて・・『fu2zhuang1』――あ!服装か!」



これはあくまで例で、さすがに「中国服装史」は一発で聞き取れたけど、こんな感じで、ときには脳内変換に2倍時間がかかることも(笑)。



こんな感じで一日目は終わりました。一刻も早くこの状況に慣れなければ!