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島耕作への道 ~第百十歩目・すてごま編~

いやいや、わりかし仕事頑張ってたつもりだったけど、所詮は2年目の社員なんてすてごまなのね。というのも、

「地方工場の現場に飛ばされそう」

なのです。しかも、どう考えても引き抜きなどというプラスな異動ではなく、穴埋めです。悔しいが左遷です。何しろ外回り始まったばっかなのに、今までと全く関係ない現場最前線の部署に飛ばされるからね。ようやく一社の担当決まって、怒られながらも入念に生産計画とか立て終わったのに、試作にも立ち会わせずに、来月半ばには飛ばすつもりらしい。

詳しくは書かないが、天下りのクソジジイがウチの人事部長なんだけど、僕はそのクソジジイにやたら嫌われてた。で、地方工場に欠員が出たから、前から気にいらない僕を飛ばしてやろうってわけ。ウチみたいな中小企業だと、人事部長が2年目の人間を嫌うなんてこともあるんだよね(苦笑)。でも、こっちとしては冗談じゃない!今までだって、突然出向行かされたりしてきたし、こんな行き当たりばったりのクソ会社に、いつまでもいられない。

もっとも、やたらと血縁関係を重視して、仕事の出来不出来を軽んじる体制には、前から嫌気が差してたんだけどね。別に我慢できる範囲だから我慢もできた。でも、今回の人事だけは納得いかない。もっと飛ばすべきザコはいっぱいいる。部長の息子だの、取引先のお偉いさんの娘だのっていう血縁だけを利用して、仕事しないザコどもがいっぱいいる。自分で言うのもなんだが、僕は仕事の精度も仕事量も、彼らの倍はやった自信があるし、実績表にその事実も残している。中国語だってできる。

「僕と彼ら、どっちを飛ばしてどっちを残すか」

この判断を間違えるようなクソ会社に、いつまでも忠誠を誓えるわけもないし、わざわざ残る気もない。僕の直属の先輩や上司たちは、みんなで僕を守ろうとしてくださってはいるが、彼らもサラリーマンだし家庭を持ってる方も多い。2年目の僕のために、人事部長を相手どるようなリスクは背負わないだろう。

ということで、まずはこの話を断る。ウチでの出世はもう望めないので、中国語検定でよい結果を出し、転職への道を自分自身で切り開かねばならない。もう時間がないんだよね。辞令出る前に動いてこの話を潰し、第二の辞令が下る(おそらく次は内示の前に辞令が出て、今度こそ従うかクビかの2択を迫られるだろう)前に転職。まずいなあ!第二の辞令までどのくらい時間かかるかわからないけど、早めに転職活動始めなきゃ!

社会人2年目で、早くも人生の岐路に立っている僕でした(苦笑)。