in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

格安物件の落とし穴

「世の中そんなに甘くないッ・・・・!」 カイジでお馴染みの、福本伸行先生風の書き出しで始めてみました(笑)。さて、僕もフレッシュマンとはいえもうすぐ26歳だし、一人暮らししようかなあ、なんて考えててさ。最近、ネットや足を使って、格安物件を探し回ってたんですよ。条件は、 1、駅徒歩10分以内 2、フローリング6畳以上 3、風呂・トイレ付(UB可) 4、家賃¥50000以下 の4点。他にも、「できればインターネット接続可」「できればロフト付」などなど、もちろん希望はあるのだが、そのへんを挙げていくと、とても¥50000では収まらないので、この4点を最低条件に探していた。場所を書かないと、これが高いのか安いのかよくわからないと思うが、まあ、この条件ではかなり厳しい場所、とだけ書いておこう。 ところが、根気よく探せばあるもので、なんとかこの条件を満たす物件が3件ヒット。2件はインターネットで、1件は不動産で直接見つけた物件だ。そして、その3つで最も条件が良い物件について、早速問い合わせてみた。すると、 「申込みのために、一度弊社までご来店ください」 とのこと。行ってきましたよ、はるばる新宿まで。ところが、そこで店員が言った言葉は・・・・! 「今、別のお客様がこの物件を見に来てる最中です。 『+¥2000/月』でなら、なんとかなりますが・・・・」 いきなりキター!インチキ自演商法!!―そんなもん、このタカSHIT様が見破れないとでも思ってんのか!?―と思ったものの、「乗ってやるッ!お前の誘いになッ!」と言わんばかりに、とりあえずその条件を呑んでみた。するとさらに、 「申し訳ございません!別のお客様も、同じ条件を呑んだみたいです。 敷金をもう1ヶ月分お支払いいただければ、なんとかなりまs(以下ry)」 結局、これの繰り返し。放っておくと、下手すりゃ倍くらいの値段を請求されそうだったので、大人しく撤収。はるばる新宿まで出てった僕って一体・・・・(苦笑)。あのバカ店員、詐欺ってきたことよりも、そんな古典的な手法で騙そうとしてきたことが許せん!西多摩の鳳雛(自称)をナメんなよ!―ちなみに、 「ほんとに他の客と競ってたのかもしれないじゃん?」 とかっていう人のために一応言っておくと、今もこの物件、空き物件としてあります。そう、「釣り」ってヤツですよ(苦笑)。 さて、気を取り直して、次の物件に行ってみよう。この物件は、わりとスムーズに話が進んだ。もっとも、今どき仲介手数料を100%も取ってくるあたり、なかなかの古強者だったことは否めない。でも、 「家賃+敷金(1ヶ月)+仲介手数料+諸経費で、計¥180000」 なら、貯金から出せる金額だったので、話はほとんどまとまりかけていた。しかし、そんなに美味しい話があるはずもない。その古強者曰く、 「さらに、管理人にナントカ組合費と消火ナントカ費で、 ¥100000ほどご負担いただきます」 ・・・・何ッ!?そんな話、今まで一切なかったぞッ!―さすがに、入社4ヶ月目の僕が、¥280000もの大金を用意できるはずもなく、こちらもあえなく断念。「仏のタカSHIT」と言われた僕も、そろそろ格安物件を信頼できなくなってきた。そして、極めつけが3件目。電話してみると、 「そんな物件はないですねぇ」 の一言。・・・・オ、オイッ!今、オメーんとこのホームページ見ながら電話してんだぞ! ということで、3週間にも及んだ物件探しの旅は徒労に終わった。2件目がまとまりかけていたときは、インテリアデザインや持っていくマンガ・CDまで考えていたのに・・・・。夢を!時間を!金(主に電車賃)を返してくれッ! 最近、「社会のしくみ」ってヤツが、少しずつだけどわかってきたよ。結局、僕がもう少し高給取りだったら、格安物件に釣られて右往左往することもなかったはずだ。せめて「¥80000/月」出せれば、不動産の対応も違ったはずだ。 「貧乏だから振り回された」 ただ、これだけのこと。嗚呼・・・・使い切れないほどのお金が欲しい(切実)。 今日のおすすめ:ABBA「GIMME!GIMME!GIMME!」 マドンナがサンプリングしてたから、最近はマドンナの曲だと思ってる人も多そうだが、断じてアバの曲!