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映画:スカーフェイス(7点)
「最後の銃撃戦、これに限る!」
いや~、アル・パチーノ扮するトニーが荒い荒い!なんか、彼ってわりとダンディーでユーモアのある殺し屋役が多いから、かなり新鮮だった。彼が小汚いカッコして画面に出てきたことなんてあったか!?―ねえだろ!?・・・・と言いたいところですが、あるかもしれないので断言できず(笑)。
さて、成り上がるまでの前半、まずここが面白い!罠にハメられたり、いきなりチェーンソーが出てきて切り刻まれたり、と全く予想がつかない。裏切ったボスを殺して成り上がるところは見所でしょう。
中盤。仕事が上手くいき、結婚するところくらいまで。ちょっとダレる。
ところが後半、トニーが誰に対しても疑心暗鬼になり、奥さんはおろか、妹のダンナまで殺しちゃう始末。「おいおい、大丈夫かよ?」と、思わず見てる側もハラハラするほど。案の定、敵対ギャングが増え、戦争になるのだが、ここがかっこいい!最後はあんなことになっちゃうものの、トニー強過ぎだよ!
音楽も80’s丸出しで良い感じ。3時間の長編なので、覚悟して見よう。
「おれの武器はガッツと信用。それを汚すことはしねえ!」
アツイ、アツ過ぎるぜ、トニー!
スカーフェイス ― コレクターズ・エディション
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