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ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~やさしい結婚照の撮り方 その2

バブリーな現代中国社会を象徴するような、「婚紗照」文化。大まかな流れは以下。

1,夫婦で「婚紗照」の店へ行く
2,アドバイザーと打ち合わせ
3,衣装に着替え
4,化粧
5,撮影
6,3~5を衣装の数だけくり返す
7,終了


今回は、実際の撮影までのステップである3~5について。

3,4は、新郎にとって一番退屈な時間。新婦が着替えのめんどくさいヒラッヒラの衣装を時間かけて着るのに対し、新郎側はスーツの交換のみ。

また、新郎側もテカリを抑えたり、毛穴やヒゲの剃り跡を隠したりするための簡単な化粧をするものの、基本はファンデーションを一度塗っておしまい。ところが、新婦側は衣装に合わせて化粧までし直すので、新郎は毎回30~60分待つことになる。

他のカポーも2組いたが、新郎どもはヒマだからおしゃべりしているうちに仲良くなっていくのに対し、新婦どもは全く絡むことがないのもこのためだろう。撮影が始まる前に、僕らより先に来ていて、新婦の化粧を待っていて退屈そうにしている他の新郎とこんな会話をした。以下、P:僕、Q:他の新郎。

P:「新郎側は退屈ってほんとかい?」
Q:「相当退屈だね!

――やっぱり(゜д゜;)


5の撮影の問題点はただひとつ。ポーズの注文が細かすぎて中国語が難しいのだ。

カメラマン:「相手と対面合わせで立ち、相手を思いやるように肩を抱きながら首を傾けて(中国語)」

――わかるかこんなもん(゜д゜;)!

HSK6級にもねぇよ、こんな例文(笑)


ただ、相手がガイジンだとわかるとゆっくりしゃべってくれるし、最悪アシスタントが手取り足取り手伝ってくれます。そして、カメラマンの要求に答えながらバッシャバシャ撮っていきます。ひとつの衣装につき、30~45分くらいかかります。

つまり衣装ひとつにつき、

化粧:一時間弱
撮影:一時間弱

衣装は全部で6セットなので、

気の遠くなる時間が必要(´ω`;)


――が、こんなことやってたらいつまで経っても終わらない。めんどくさいので、こっそりカメラマンにある提案をしてみた。次回は、婚紗照にかかる時間を大幅に削減する裏技を紹介だッ!

つづく!