何度も本ブログに登場している天才ロシア人のクラスメート(参考リンク1,2)。ちょっと前にも書いたが、彼女は僕含め4人の留学生の中で唯一順調に卒業できた強者。
そんな彼女も来週には帰国するということで、昨日は彼女と――こう書くと僕の彼女みたいな書き方になるので、仮に「K」としよう――Kとご飯を食べてきました。
いや、やっぱりKはすごい!
気高いけど全く嫌味じゃない(´ω`)
もちろん、お互い中国語を使って会話するわけだが、Kくらいのレベルになると、僕が覚えたての難しい言葉を使っても全て聞き取ってくれるし、僕の使いこなせてない書面語とかもバンバン使ってくれるので、すごく勉強になる。
Kのおかげで、この2年間で中国語がずいぶん上達した自信があるが、このくらいしゃべれるガイジンがいると、やっぱりいい刺激になるね。先生から比較されて辛かったこともあったが、今となっては、大分Kとのレベルの差も縮まったのではないだろうか。
個人的に嬉しかったのが、
新HSK6級の点数でKに勝ったこと(´∀`)!
スピーキングのテストがない新HSK(注)といえど、目標としていたKに勝てたのは嬉しい。でも、Kは論文で追われている時期に受けた新HSK。準備する時間もなかっただろうに、それを一切言い訳にせずに、心から「すごいね!」と言ってくれた。Kのこういう点も僕は非常に尊敬している。
ちなみに、Kの卒業論文を見せてもらったが、テーマは「ネットスラングの中露比較」。今すぐ本として出せそうなほど面白い内容でした。「ネットスラングだけは僕の方が詳しいだろ!」と思っていたが、全くそんなことはなかった。気高いKが下品な言葉を使わないだけだった(笑)。
楽しい食事も、ノンストップでしゃべり続けていたら、いつの間にか3時間が経過していた。最後に、事前に準備しておいたKへの感謝の気持ちや尊敬していたこと等を書き綴った手紙と、僕ら二人の写真を渡した。中身を読んで泣いてたよ。僕の思いが伝わってよかった。
K、2年間ありがとう!
あなたがいたから僕は頑張れた
さらば、ロシアの強者よ(´ω`)!
以上。
注:新HSKにもスピーキングのテストはありますが、試験日程もテスト料金も筆記試験とは別。僕の周りだけかもしれないが、留学生の中で新HSKといえば、筆記試験の方を指すことが多い。