相変わらずのヘビーローテーションで通っている特色豚骨面。今回は、ここを舞台に起きた中国語のお話・・・・。
この店を利用する際に非常に大事なのが、「硬めで!」という一言。いつもいつも店長さんに日本語で頼むのも何なので、今回は日本語を全く話せないオネーチャンの店員に中国語で頼んでみた。
僕:「硬一点!」
(訳:硬めで!)
店員:「啊啊・・我不懂日语」
(訳:あー・・私日本語わからないアルヨ)
僕:「(中国語なのに)o。(゜д゜;)!!」
結局、店長さんに日本語を使って硬めを頼んだわけだが、これは2年もハルピンにいるのにちょっと情けなさ過ぎる。ほんといつまで経っても僕の中国語は・・・・
――いや、ちょっと待て(゜д゜;)!
もしかして、
目的語も言わずに「硬めで!」って
言ったからじゃないだろうか(´ω`;)?
日本のラーメン屋だったら通じて当然の「硬めで!」という一言だが、そもそも中国、少なくともハルピンでは各種麺屋でそんなこと言ってる客は一人もいない。つまり、麺を頼む際に「硬めで!」と言う習慣も、言われる習慣もないわけだ。
これを日本語に当てはめて考えてみると、
吉野家に来て牛丼を注文したガイジンが、
「艶やかめで!」とかって言うようなもんだ(笑)
料理に対して、「艶やかめで!」なんて追加注文をする国の人間がいるかは置いといて、とにかく、そんなことを注文の際に言う習慣も、言われる習慣もない僕ら日本人は誰だって面食らうだろう。しかも、発音も標準じゃないときたもんだ(笑)。
「あデやカーメデ!」
↑こんなのをドヤ顔で言われても、
当然、「何語?」ってなるわな(´ω`;)
そんなわけで、僕の発音が悪いのもわかっているが、ちゃんと目的語である「麺(面)」という単語まで言っていたなら結果は違っていたかもしれない。
「面硬一点!」だったら、
「メんヲカたーメデ!」と聞こえたとしても、
「どういう意味?」と会話にはなったと思うのだ
そもそも、中国の麺屋の習慣を知っているなら、こんな頼み方をしても無駄なことは明白だしね。
その国の習慣に合わせて言葉を選ばないと、
外国語の習熟度は上がらない(´ω`;)
今更ですが、こんなことを思った次第。
以上。