いやいや、この「in マカオ」編、すげえ時間かけて書いたのに、更新間際に全文消えてしまってね。一気にテンション下がったので、なかなか再投稿する気になれなかったよ。
さて、先のゴールデンウィークでの香港旅行2日目。僕は単身マカオに向かった。上環駅でフェリーチケットを買い、入管を経てフェリーに乗り込む。乗ること約1時間、マカオ着。そして、ギャンブラーどもに混ざって「カジノ・リズボア」行きのバスに乗る。約10分で到着だ。ボディチェックを受け(不正行為防止のため)入店。いよいよ決戦だ!・・・・と思ったら、お目当てのビデオポーカーがない。店員に尋ねると、
「ビデオポーカーなら『グランド・リズボア』にあるぜ」
とのこと。リズボアとグランド・リズボアは目と鼻の距離なので、早速移動。金色の外観が、「いかにも」な雰囲気を醸し出していてよい。
そして、再びボディチェックを受け入店。メダルポーカーを探すこと数分・・・・ついに見つけた!
・MINベット1HKドル台が1台、5HKドル台が1台
・ダブルアップあり
最近、ビデオポーカーは全く人気ないらしく、マシン自体が少ないのはもちろん、周りには店員以外誰もいなかった。でも、この席に座るのが夢だった僕には、そんなことどうでもよかった。そして、5HKドル台に1000HKドル投入。店員が珍しそうに僕を見る。うむ!機種は違えど、日本で練習したのと同じだ!・・・・胸が高鳴る!
30分くらい経っただろうか。一進一退はあったのものの、こういうときってのはプレイヤーが負けてるのがギャンブルだ。最初の1000HKドルが終わってしまった。しかし、普段ギャンブルを全くやらない僕にとって、日本円にして¥15000がほんの30分で消えたのはかなり痛い。とりあえず張りを落とし、1HKドル台でちびちび1ベット賭けして、様子を見ることにした。
ところが、全く勝てない!何しろダブルアップが理不尽過ぎるのだ。ディーラーは決まってKINGかACEを出す。こんなの勝てっこない。5HKドル台ではもう少し勝てたのに・・・・。と、ここで、旅行前にさんざん読んだ「賭博破戒録カイジ」の一節が頭をよぎった。
「小負け大勝ちは理想であって基本じゃない。三度負ければ胃まで痛んでくる、そんな張りをしなければダメ!」
ということで、残りきっかり500HKドルになった時点で、返金ボタンを押した。今までは札で入金してただけだったので気付かなかったが、もちろん、メダルではなく現金(5HKドル)がジャラジャラ出てくる。
「おぉ!ほんとにカジノに来てるんだな!」
ってのを再認識した僕は、早速5HKドル台に席を移し、今度は10ベット賭けにすることにした。もちろん、張りを上げただけで簡単に波が来るわけもなく、あっという間に500HKドルはなくなった。再び1000HKドル投入。そして・・・・
つづく