in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

音楽:日本のパンクロックを考える

最近、久しぶりに日本のパンクロックのCDを引っ張り出しては聞いている。で、僕が考える日本のパンクロックの40年について書いていきたい。とりあえず、年代別に最も重要と思えるバンドを挙げていく。 70年代:該当ナシ 80年代:ブルーハーツ 90年代:ハイスタンダード 00年代:ゴーイングステディ こんな感じかしらね。70年代は、日本のっていうか、そもそも世界のパンクの黎明期なので、非常にチョイスが難しい。多分、INUとかスターリン、スタークラブとかを挙げるのが正しいんだろうけど、僕は頭脳警察を推したい。まだまだ世界のパンクブームすら始まってない時代だが、この攻撃的なサウンドと歌詞はまさにパンク!「ふざけるんじゃねえよ!」 80年代。アナーキーやらラフィンノーズやらがパンクをちょっとずつメジャーにしていき、さらに一歩進めたのがブルーハーツだと思う。実際、ブルーハーツってのは、「ラフィンの歌詞をポップにしただけ」とも言える気がするし。もちろん、その「ポップにしただけ」ってのがすごいことで、数多のパクリバンドではとうとう到達できたなかった、っていうか、ブルーハーツ誕生から20年以上経った今でも、どんなバンドでも到達できていない地点なんだけど。「そしてナイフを持って立ってた!」 90年代。僕にとってもリアルタイムなはずだが、リアルタイムでは聞いてなかった。だって、ちょっとオシャレぶってるヤツはみんなハイスタンダード聞いてたんだもん。でも、今ハイスタを聞くと、日本のパンクロックシーンにおいて、「ハイスタ以前」、「ハイスタ以後」ってのがハッキリ境目としてあるのがわかる。「STAY GOLD!」―次点として、イースタンユースも忘れてはいけないくらい重要なバンド。 00年代。まさに今。90年代に挙げた、ハイスタとイースタンの影響を受け、それぞれに消化させ融合させたパンクロックバンドが誕生。最もわかりやすいのがゴーイングステディでしょう。サウンド面では、まさにそれら二つのバンドを合体させただけ。でも、その中で彼らだけのメッセージを歌い切った点はすごい!特に中~後期のテンションの高さは異常。「最後笑って死ねる そんな歌を歌いたいだけさ」 とまあ、勢いよく書いてしまったが、頭脳警察だけ浮いてるな。後進への影響力が、他の3バンドと比べると小さすぎるっていうか(笑)。