in my life

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島耕作への道 ~第百二十三歩目・罪と罰編~

いやいや、世の中は昨日から冬休みだってのに、生産が追いつかないために我々現場は今日も出勤。 ということで、本日が今年最後の稼働日だった。15時頃には機械を止めに入り、16時頃からは大掃除。で、17時には解散っていう流れ。しかし機械は動き続けるので、夜勤が来る20時までは、誰か一人が残らねばならない。有志を募る課長。でも、一日多く出勤してる我々から、そんなお人よしが出るはずもない。誰も口を開こうとしないまま5分くらい経過しただろうか。業を煮やした係長が提案する。 「アミダで決めましょうか」 ・・・・誰か一人は必ず残らなければいけないのだ。ジャンケンっていう案もあったが、あの「短期決戦・一発勝負」的な仕組みが嫌なのはみんな同じらしく、アミダで決めることとなった。まずは係長が大まかなアミダを書いていき、みんなで平等に一本ずつ線を入れていく。そして、一人ずつ好きな場所に名前を書き、最後に課長が書いた時点で終了。いよいよ開票だ。言い出しっぺの係長がアミダを辿っていく。それを見つめるみんなの表情は真剣だ。そして・・・・ 「Aくん(サボりがちな僕の同期)だね」 A以外のみんなから安堵の表情がこぼれる。うつむくAだったが、彼を見ても同情するものは誰もいない。多分、みんなの思ったことは同じだったからだ。 「今までさんざんサボったんだから当然だ」 僕も同じ気持ちだった。そして僕はとっくに家に帰り、大掃除を終えたところでこのブログを書いているのだが、今日思ったのは、 「神様ってほんとにいるのかもなあ」 ってこと。実際、A以外の誰が残業することになっても、納得しなかったと思う。 「真面目にやってきたのに、どうしてだよ?」 ってね。―ということで、悪いことをすれば必ず回りまわって返ってくる。罪を犯せば罰せられる。そんなことを実感した今年最後の出勤日でした。アーメンソーメンミソラーメン!