in my life

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映画:ポストマン・ブルース(8点)

「映画も監督も最高!」 初めて見たのは18歳のときだったかな?僕が当時通ってた予備校で、この映画の上映会があったんだけど、なんと!そこにSABU監督本人が来たんだぜ!監督のトークショーと質問タイム付きで!強面なんだけど、笑うときは顔じゅうをくしゃくしゃにして笑う監督に、僕と一緒に行った友達は心躍らせたものだった。 ヒロトに通じるかっこよさがあるよな」 ってね。 そして、およそ6年ぶりに見ちゃいました!しかし、大分当時と感じ方が変わったな。もちろん、すっげえ面白かったんだけどさ。でも、当時はあのラストの意味がわからなかったし、随所に出てくる映画ネタなんて、もちろんわからなかったからね。 さて、この映画を観た誰もがMVPを選ぶとすれば、大杉漣を推すと思いますが、僕も御多分に洩れず。タランティーノ映画のヒーローの日本人バージョンだよね。自転車で左折するときに、わざわざ左手を出してみたり、コードネームがジョーのわりには本名が「小林常雄」だったり。そして、何より素敵なのは、その愉快なセリフの数々。 「殺し屋だけじゃ食ってけないからなあ、普段はみんなコックの見習いやったり、ソバ屋の出前やったりしてるよ」 「お前だってアル・パチーノみたいなヤツに殺されたいだろう?―おれはブロンドにトレンチコートの美女に殺されたい」 ―他にも、勘違いされっぱなしの主人公や、勘違いしっぱなしの刑事たち、友のために走れるヤクザも最高!無駄なシーンは一つも無かった! ポストマン・ブルース ポストマン・ブルース