in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

音楽:JOE STRUMMER & THE MESCALEROS「TONY ADAMS」

ジョー・ストラマー率いるこのバンドのライブを、僕は2回見ている。1回目、1999年当時の僕は、まだメスカレロスはほとんど聞いてなかった。何しろクラッシュに目覚めたばかりのときだったからね。 「クラッシュのボーカルに会える!」 それだけで嬉しかったので、あまりメスカレロスの曲は印象に残らなかった。それよりもクラッシュの曲をやってくれたのが嬉しかったから。だって、当時クラッシュ解散から15年近く経ってるのに、生で、それもジョー本人が歌う「LONDON CALLING」を聞けたんだぜ!今でも多くの人から羨ましがられます(自慢気)。 2回目は、メスカレロスの良さが十分にわかるようになった2001年。バンドの中で、ただ一人狂ったようにバイオリンを弾きまくっていたタイモン・ドッグ氏が印象的だった。とにかく、クラッシュの曲だけでなく、メスカレロスの曲までも楽しめるようになった僕にとって、あの日のライブは忘れられない思い出だ。 ―ところが、その約2ヶ月後にジョー・ストラマーは死んだ。2ヶ月前、目の前で歌いまくっていたヒーローがあっけなく死んだ。あの日、友達と 「出待ちして一緒に写真撮ってもらおうか?」 「いや、次にしよう。終電無くなっちゃうし」 なんてことを話してたのを覚えている。だって、そのときはまさかその2ヵ月後にジョーが死ぬなんて思ってなかったから。「次もある」ってのが当然だと思ってたから。 ―今でも僕の手帳には、メスカレロスのライブチケットの半券が2枚入っている。 X-レイ・スタイル X-レイ・スタイル