映画：サタデーナイトフィーバー（９点）

やっと観れたよ、この映画。何度か借りたんだけど、なぜか時間がなくてなかなか観られなかった。 さて、本作ですが、めっちゃくちゃ僕好みでした。ダンスなんて全く興味ないし、今となっては古くさく見えるものも多いけど、とにかく僕好みでした。何しろトラボルタ扮するトニーがめちゃくちゃかっこいい！ どうしようもないできそこないだけど、週末のディスコではヒーロー！ ってのがかっこいいじゃない！「今一瞬が輝いてればそれでいいのさ」と言わんばかりの、若さ故の衝動も、今や安定ばかりを考えている僕にはとても眩しい。それをよく表してるのが、「将来は不安じゃないのか？」という両親の問いに対する、 「今のおれに大事なのは青いシャツを買うことさ」 っていうセリフと、将来が心配で、虚勢を張ってばかりのダンスパートナーの女の子に対する、 「食うには困らないぜ。食器と食料さえありゃいい」 っていうセリフだろう。他にも、出来がよかったアニキを自分の庭であるディスコに連れて行き、かっこいいところを見せるところもいいね。僕は実兄からバンドやライブハウスという世界を教わったが、逆に何か新しい世界を教えることができたら面白いだろうな。話が逸れたが、一番グッときたのは、 「ダンスに差別なんかあっちゃいけない」 というトニーのダンスに対する純粋なセリフ。ラストも納得できるものだったので、また大好きな一本が増えました！ サタデー・ナイト・フィーバー