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さて、今ではソウルフラワーの、少なくともソウルフラワーユニオンのCDはほとんどコンプリートした。聞けば聞くほど、彼らの活動を知れば知るほど、「こんなにパンクな人たちって、日本だけでなく世界中にもいるか!?」と思うようになり、どんどん好きになっていった。
個人的には、ジョン・レノン、ジョー・ストラマー、忌野清志郎、そしてソウルフラワーの中川さんが僕が考えるパンク四天王だ。この4人こそが「パンクはスタイルじゃない、attitude(態度)だ!」をやり切った──中川さんは現在進行形でやっている真のパンクスだと考える。
さて、最後にオススメの曲をいくつか紹介。
・風の市
前回ちょっとだけ書いたけど、これこそがミクスチャー。一般的に言われているミクスチャーはただのヘヴィロック。考えを改めるべし。ただ、レイジアゲインストザマシーンは好きだしパンクだと思う。
・レプン・カムイ
アンデス音楽を日本のアイヌ民謡っぽく仕上げ、トドメに沖縄民謡まで。世界のミクスチャー楽曲の中でも最高峰。
・極東前線異常なし!?
21世紀最高の反戦歌。「この惑星じゃ今も子供らが虫けらみたいに『ママ!』と叫んで死んでいく」──世界中の言葉に訳して今すぐ全世界で流すべき。
・お前の村の踊りを踊れ
曲構成が意味不明で天才過ぎる。日本民謡っぽいイントロが急に「みんなのうた」でありそうなピコピコしたものに変わり、ハイスピードな英語ラップ。そして中川さんの力強いボーカル。
・満月の夕
この曲を外すわけにはいかないでしょう。日本の誇り。
以上