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中国で修士論文を書く~嵐の査重!

コピペで有名な中国の大学の論文。とはいえ、一応版権とかそういう概念もあり、そのままコピペしたのでは当然バレてしまう。ではどうやって?――今回は、論文におけるコピペ発見の工程、「査重」について。

はじめに「査重」という言葉の意味から考えてみよう。これは、読んで字のごとく、「『重』複してるかどうかを調『査』する」ということ。大学が、コピペ発見を生業としている業者に論文を送ると、その結果どのくらいコピペがあり、それがどこからコピってきたのかを一覧にして送ってくれるというわけだ(注)。

僕の結果はというと・・

9.4%のコピペが発見された(´ω`;)


つまり、3万字の論文だったら、約3000字がコピペだったってわけだ。基本、コピペはしないのが信条の僕の論文から、どうして約一割もコピペが発見されたのか。これの種明かしは、僕の卒業が決定してからじゃないと危なくて書けないので省く。

ともあれ、大学院の規定では、「コピペは5%まで」と決められている。どうして0%じゃないのかというと、引用とかしてしまうと、どうしても5%くらいはコピペも混じってしまうだろう、というのが公の見解だ。

そんなわけで、今日先生に会ってきたのだが、先生が授けてくれた対策が面白かったので紹介。以下、僕:P、先生:L。

L:「もっと外国人らしく書きなさい!」
P:「でも文法とか間違えちゃいますよ(´ω`;)?」
L:「没事!コピペじゃなければいいから!」
P:「えっ(゜д゜)
L:「文法なんか間違っててもいいのよ!」
P:「えっ(゜д゜)(゜д゜)


確かに、僕が僕らしく書いたら、間違いなく学術論文に載ってるような正しい中国語は書けない。つまり、たとえコピーしたとしても、自分の言葉(=下手くそな中国語)で書けば、どう転んでもコピペにはならないわけだ。

うーむ・・深い(´ω`;)←深くないw

卒業さえできればいいんだけどさ(笑)


ということで、次のステップは「下手くそな中国語、もとい自分の言葉でコピペ部分を書き直し、もう一度査重」です。これで、コピペが5%以下なら、いよいよ修士課程修了まであとわずか!

以上。

注:この査重はお金を払って業者にやってもらう作業のため、普段の授業でのレポートや論文で行うことは(ほぼ)ない。なので、普段はコピペし放題なのが実情なわけです。