in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

ハルピンの公務員にインタビューしてみた

昨日、しばらく会ってなかった中国人の友達が、久しぶりに酒を持って我が家を訪ねてきた。

ボーズ頭にイキがった態度、器がデカイぶる等々、コイツはいわゆる僕の苦手な「東北の男」。草食男子増殖中の日本だと、「ヤンキーかぶれ」、「痛い厨二病患者」などと真っ先に叩かれるだろう。でも、コイツは根っこに気品があるというか、「下層の人間ではないな」と思わせる礼儀が必要最低限備わっており、僕にとって貴重な東北男子の友達だ。

さて、そんな彼が我が家を訪ねてきた理由とは・・・・?以下、僕:P、そいつ:D(「東北」のD)

P:「久しぶり、どうしたの?突然」
D:「いや、非常にいいことがあってね!」
P:「おお、なになに?」
D:「実は・・・・」
P:「・・・・(´ω`;)ゴクリ」
D:「公務員になりましたー\(^o^)/!!
P:「(オマエが!!?)o。(゜д゜;)」

ここで解説を入れておこう。日本の田舎の役所とかは今でもそうかもしれないが、中国、特にハルピンで公務員になるためには、かなり強力なコネがほぼ100%必要になる。そして、一度公務員になってしまえば、仕事がラク(こっちから言わせると「仕事しない」)なのは本ブログでも書いてきているとおり。※参考リンクはコチラ→

さて、かなり貴重な公務員の友達のため、いろいろ聞いてみた。

P:「仕事は何時~何時なの?」
D:「9時~14時

――5時間勤務っすか(゜д゜;)!?

P:「仕事は忙しい?」
D:「PCでゲームやってるだけ

――確かにそんな公務員多いわ(´ω`;)

P:「給料はいいの?」
D:「給料っていうか・・手当がいい
P:「え?どういうこと?」
D:「簡単に言うと、給料自体は1500元だけど、手当も入れれば月10000元くらいになる

――その仕事内容で月10000元(゜д゜;)!?


※10000元は、本ブログの換算方法では15万円、今の相場では12~13万円。ちなみに、ハルピン人の平均月収は1000~1500元と言われている。

P:「ちなみに、どうやってその仕事見つけたの?」
D:「あぁ、母ちゃんのコネ

――やっぱり(゜д゜;)


そんなわけで、いろいろ聞きたいことが聞けました。そして、コイツの根っこにある気品、息子を公務員にしてやるくらいのコネを持つ母親だ。その母親譲りなのだろう、となんだか妙に納得してしまった(笑)。

次回は、中国に存在する「外国人の目には見えないカースト制度について書いていこう。社会学の院生のブログっぽくなってきたぞぉ!(笑)

以上。