マンガ:「課長 島耕作」 作画:弘兼憲史
「かっこいい!かっこよすぎる!」
僕はマンガ・R&R・映画などそれぞれのジャンルで、尊敬している人物がそれぞれいるが、現在では、「尊敬する人物総合ベスト3」に堂々とランクインしてしまうほど彼が好きだ。しかし悲しいかな、彼の魅力を間違って捉えている人が多すぎる。だって、よく耳や目にする彼の魅力って、せいぜい
「仕事もデキて女にもモテて、ちょっとワルいサラリーマン!」
だのっていう表面的なものばかり。いや、もちろんそんな人間になれたらいいな、とは思うよ。でも、それは彼があくまでマンガの中の人物っていう、実生活には全く関わりの無い人物だからこそ認められる魅力じゃない?だって、実際そんなヤツが同僚にいたとして憧れるか?―憧れねえだろ?せいぜい嫉妬して終わるだけだ。でも、島のファンの人達は「ほんとにこんなヤツがいたら」って思ってるわけでしょう?僕だってそうだ。では、島耕作の魅力を誰にでもわかるように伝えるとしたらどう言えばいいのか、というのをお教えしよう。それは、
「限りない優しさと限りない誠実さ」
―これだろう!これがあるから仕事がデキるんだよ。これがあるからモテるんだよ。―違うか?先に挙げた「仕事もデキて女にもモテて~」なんてところに憧れるのは、言葉は悪いけど、中高生がちょっとワルい先輩に憧れるのと同じレベルだ。今や島は世界を股にかけるスーパーサラリーマンなんだからさ、もう少し内面的なところを評価してあげようぜ。
ちなみに、「部長~」以降を就活の面接前に読んでおくと、結構使えます。僕は島耕作で読んだ知識を、まるで自分の知識のように得意げにしゃべってたら、いつの間にか内定ゲットしてました(笑)。
※以上、ミクシイから大部分引用。
課長島耕作 (1) 新装版