高校に入ってからは「モテないから」という理由でゲームは一切やらなかった。まあ正確に言うと「高二デビュー」してからは一切やらなかった。繰り返しになるが、当時の日本では「漫画・アニメ・ゲームはキモオタのもの」だったんだよ。今はこんなこと考えられないでしょう？
そんな僕だが、20歳くらいの頃かな？幼馴染のイケメン隠れゲーマーの家に行ったとき、彼がこのGTA3を薦めてきたのだ。これはほんとに衝撃的だった。モブを殴り、撃ち、ひき殺す。追ってきた警察はロケットランチャーで吹き飛ばす。ちょっと暗い街の雰囲気も最高で、達成度99％までやり込んだ(最後の島の車のサブミッションが一つだけどうしてもクリアできなかったが)。
そのままVC、なかなか日本版が出なかったがSAも続けてプレイした。多分20台後半までSAはやってたと思う。この間に日本におけるゲームの立ち位置も大分変わり、僕も当時付き合ってた彼女とゲームをやるのが普通になってた。
アニメは未だにほとんど見ない僕だけど、アニメの立ち位置も変わった。うちの会社の若い頃は間違いなくアニメオタク等を毛嫌いしてたであろう元ヤン熟女が「呪術廻戦は真人がかっこいいんだよな」とかって話してるのを聞いて、僕のもう一人の幼馴染のいわゆるキモオタなヤツ──もう死んでしまったが──に聞かせてやりたいって思ったよ。「日本はお前の暮らしやすい国になったよ！」って(笑)。
GTAから話が脱線してしまったが、このゲームもほんとにやり込んだ一作。
以上
