in my life

趣味についてひたすらアウトプットしていきたい

私が愛した漫画たち「まんが道」

僕の好きな漫画ランキングベスト4まんが道」について。

いろいろ書きたいことはあるが、何と言っても藤子不二雄A先生節炸裂のコンプレックス全開な満賀道雄が最高だよね。あとは感情の表し方が素晴らしい。どん底のときはメガネにヒビが入ったり、仕事をやり終えたときとかはメガネから目が消えたり。

また、ページから迫り来る迫力もすごい。同じような漫画としてよくバクマンが挙げられるが、あっちの方が確かに画力はずっと高い。しかし、バクマンディスるつもりはないのだが、ストーリーの面白さもアツさも、まんが道には遠く及ばない。まんが道には「絶対に漫画家になってやる!」っていうアツさでとにかく溢れているのだ。

個人的に好きなエピソードは高校時代の牙沢関連。才野との友情の再確認や、ラストの「ゲーッ!牙沢!」でスカッとするところまで何もかもが完璧。また、意外とラブストーリーも多く──もっとも毎回失恋するのだが──そのたびに漫画への情熱をメラメラと燃やしまくる満賀がとにかくアツいのだ。

この漫画を読んで漫画家を志した人は相当多いと聞くが、僕も藤子不二雄先生のような漫画家になりたかったし、高校に上がるまでは結構ガチで描いていた。中学生の頃、当時流行っていた「特攻の拓」等ヤンキー漫画のエッセンスを取り入れた僕のオリジナル漫画「東京大乱闘」は学校でそこそこ話題になり、当時の番長から「おれをキャラとして出せ」って言われたり、夜呼び出されて街灯の灯りで続きを描かされたりとリアル満賀道雄みたいなこともしてたっけ(笑)。

結局「モテないから」という理由で、高校に入る頃には漫画を描くのは封印した。思えば「モテないから」という理由で封印した趣味は多いなぁ。ゲーム、漫画、LEGO等々・・・。まあだからこそ今の僕があるのだが。

ということで、まんが道僕の人生や人格形成に大きく影響を与えた漫画の一つ。

以上