「シュウクリエイション」カテゴリーでは、今はなきシュウクリエイション社から発売されていた商品を紹介していくぞ!
今回はポケッタブルシリーズNo. 不明の「プラステン」。
不明な理由としては、パッケージにNo. 表記がないこと、JANコードから推察しようにもJANコードがないこと、カタログ等に一切載ってないことからだ。しかし、僕の推察だとこのプラステンこそがNo. 012だと考える。なぜなら、No. 013は「ジャマー」として存在しているが、まだNo. 014の「サッカー」が発売されていない時期にプラステンは存在していたことを証明する資料が残っているからだ。
↓これがその資料
これによると、ポケッタブルシリーズは決してNo. 順に発売していたわけではないことがわかる。また、No. 012以外にも欠番が多数存在するため、必ずしもプラステンがNo. 012であるとの確証はない。更に「現代ヒット盤シリーズ」にカテゴライズされていることから、30~40番台の可能性もあるが、カタログから抹消された商品であることから、結構初期のNo. を振られたのではないかと考えたわけだ。
参照記事
ちなみにカタログから抹消された理由は──これもあくまで推測に過ぎないが──このゲームのライセンスを他の日本企業が持っており、そのライセンスを失効したからだろう。これはほぼ確実で、盤面やパッケージにも「製造元ライセンサー米澤玩具」の記載があるからだ。
↓盤面にも「米澤玩具」の記載が
米澤玩具ってどんな玩具メーカーだろうと思って調べたら、今はセガの傘下なんだね。シュウクリエイション社の魂はバンダイで生き残ってるし、なんだなんだ日本の玩具メーカーの灯は消えずに残ってるんだなあ。
さて、大分話が逸れてしまったが、いつもの商品紹介へ。
パッケージ:
本体:
盤面:
駒:
所見:
これもハードオフ的なジャンクショップでたまたま見つけたので遊んだことはない。ただ、シュウクリエイション社と米澤玩具という日本の玩具メーカーが手を組んだ豪華コラボ商品だ。日本の玩具史を語る上でそこそこ重要なのではないだろうか。
以上