今はなきシュウクリエイション社、もはやその存在を知らない人も多いだろう。
僕と同じく氷河期世代の人たちは、「マグネットじゃないのにピッタリ盤面にくっつく携帯型ボードゲームを作っていた会社」って言えばわかる人もいるかもしれない。僕はそんなシュウクリエイション社、というか同社が出していたポケッタブルシリーズの携帯性やシンプルなデザインが大好きで、小学生の頃からコレクションを続けている。
とはいえ、基本は世界の有名ボードゲームのサイズを小さくしたのがポケッタブルシリーズだ。有名ボードゲームの数だって無限じゃない。1,000も2,000も数を出しているわけではないので、小学生の頃から集めていればいい加減コンプリートできそうなものだが、何しろ全くプレミアとかがつく気配がない。そもそも当時から別に人気があったわけではないから、オセロや将棋等の超メジャー級のゲーム以外は置いてない店も多かった。だからそんなに出回ってないし誰も欲しがらない→つまりヤフオクやメルカリでそんなに出品されないのだ。
つづく
