結論から言うと、僕は電子書籍派である。理由は下記。
1, 場所を取らない
これは電子書籍派の誰もが真っ先に挙げるメリットだと思うが、ほんとにこれは大きくて、所有している書籍が多ければ多いほどその恩恵は大きい。僕もかつて1,000冊は漫画を所有していたが、漫画に限らず書籍ってのは何しろ場所取るんだよね。重いし。
前職で2回引っ越してるんだけど、そのたびに1,000冊持っていくと、もう漫画のパッキングだけで疲弊するという。その後、僕は脱サラして中国に留学するわけだが、さすがに中国にまで漫画を1,000冊は持って行けない。かといって一度実家を出てるから、また実家に送り返すわけにもいかないので、とりあえずデータにして中国に持って行った。
2, 持ち運びがしやすい
まあ、これは「1」で挙げたメリットとほぼ同じだが、中国留学中にiPad買ってからはほんとに捗ったな。「僕の好きな漫画ベスト7は決まっている」と前に書いたが、その7種の漫画は常にiPadに入れている。重量はケースとか入れても500gほどだ(iPad miniなので)。
これら7種は全部で200冊分くらいに相当するが、それがわずか500g。他にも常に500冊くらいは漫画を入れているが、それでも当然重量は変わらず500gだ。今の会社に入って10年。引っ越しこそしてないものの出張が多いため、やはり電子書籍が便利。データが入ったHDDを持って行けば、「どの漫画を持って行こうかな?」とか迷う必要がない──その迷う作業が楽しいってのも、もちろんわかるが。
3, 暗い場所でもライトいらずで読める
最近は、リモコンやスマホから部屋のライトを消したりってできるけど、それでも眠くなったら「ライトを消す」という1アクションを挟まずにそのまま寝られるのは意外とメリット。もっとも、めちゃくちゃ目に悪いらしいけどね(苦笑)。
4, 手がカサカサにならない
僕は手が死ぬほどカサカサで、冬なんかは指紋がなくなるレベルで乾燥する。そこで更に紙の書籍を読んでしまうと、ただでさえ少ない指の脂が紙に吸われ、生活に支障が出るレベルになってしまう。その点、電子デバイスだとそういうことはない。
でもね、ここまで電子書籍のメリットを挙げておいて何だが、僕も紙の書籍は好きなんだよね。何しろ本棚に並べたときの、特に完結した漫画を全部並べたときには変な達成感があるよね。並べると背表紙に何か仕込んである漫画も多いし。あとやっぱり見開きとかは紙の方が迫力あるかな。
でも、それらを上回るほどのメリットが電子書籍にはあると僕は考えている。
以上